令和3年度【第七回】亀山子供神楽・亀山神楽団

 私達は、現在小学校1年生から中学校3年生の28名の会員で活動しています。

 広島市安佐北区にある亀山公民館にて毎週金曜日、亀山神楽団の団員さんの指導により

練習に励んでいます。

 神楽舞の基本や、ルールなど、限られた時間の中、会員全員が鍛錬する事で感謝の気持ちや、

あいさつをモットーに、皆さんに喜んで頂けるよう、神楽で地域を活性化していきたいと

活動しております。

 また歴史にふれる事により、先人が築き上げてきた神楽団に対しても継承して行けるよう

努めて参りたいと思います。

 源頼政の鵺退治の神楽。平安時代末期、毎夜丑の刻になると「ヒョ~ヒョ~」妙な唸りと

共に、東三条の森から黒雲がわき出て、御所・清涼殿の上を覆い尽くすと、帝は

ひどくうなされ、病魔に侵されてしまいます。

 この何者ともつかぬ相手の退治を帝は弓の名手として名を馳せていた源頼政に命じます。

 頼政は五月の月の冴えわたる丑の刻、その日も突然に東三条の森から黒雲が立ち始め、

みるみる清涼殿を覆う中、何か動く影が見えました。

 頼政はすぐさま弓に山鳥の尾で作った尖る矢をつがえ“南無八幡大菩薩”と念じ、

矢をはなちます。

 すると、奇妙な声をあげ、庭先に落ちてきたのは、頭は猿、体は狸、尾は蛇、手足はトラの

奇怪な獣・鵺であったと云います。

 私たち亀山神楽団の歴史は、比較的浅く、昭和47年に神楽経験者数名が集まり、亀山地区で

同好会を作って活動が始まりました。

 昭和61年には、現在の「亀山神楽団」と改め、現在、10数名で活動していますが、当時の

メンバーは2名程で、「亀山こども神楽」の卒業生など、若いメンバーが多いのが特徴です。

 演目は、矢上系六調子旧舞と阿須那系八調子新米で構成しており、『塵倫(ジンリン)』

『鍾馗(ショウキ)』『滝夜叉姫(タキヤシャヒメ)』『安珍清姫(アンチンキヨヒメ)』

『茨木(イバラギ)』などが代表的なものです。

 私たちの目指すは、郷土芸能の保存と発展のため、この神楽を次世代に継承していく事です。

 また地域の方々との交流、子供神楽への指導等といった事も課題です。

 こうした課題を持ち、人生の先輩他、多くの方々のご指導を頂きながら

精進して参りたいと思います。

 どうぞこれからも亀山神楽団・子供神楽の活動に寛大なご理解を頂き、

温かく見守って頂きます様、お願い申し上げます。

 時は平安、季節は秋。

 信州は戸隠の奥山にて、過去に都を追われ息子と共に勢力を拡大し、

都に反旗を翻そうとする者達がいました。

 この者達を討伐せよとの帝の勅命を受けた中納言平維茂は、戸隠山を登る道中、

女人の宴に出くわします。妖しき者と疑いをかけますが、女人の巧みな言葉に惑わされ宴に

参加してしまいます。

 宴もたけなわ、正体を現した鬼女達に襲われた維茂は、一命危うい所を八幡大菩薩の

ご降臨にて、民を守れと神剣と幣を授かります。

 これを承けた維茂は、鬼女達のもとへ乗り込み激しい戦いの末、戸隠山の悪鬼を討伐する

という物語です。

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