現在小学1年生から中学3年生の30名で活動しています。
亀山公民館にて毎週金曜日、亀山神楽団の皆さんの指導により練習に励んでいます。
神楽舞の基本や、ルールなど、限られた時間の中、会員全員が鍛錬することで感謝の気持ち、あ
いさつをモットーに、皆さんに喜んでいただけるよう、神楽で地域を活性化していきたいと活動
しています。
歴史にふれる事で先人が築き上げてきた神楽団を継承して行けるよう努めて参ります。
第14代仲哀天皇の時代、異国から日本の国征伐を企て、数万軍が攻めてきました。
その指揮をとる大将軍は塵倫と名乗り、黒雲に乗り、天空を自由自在に飛び行き、国々、村々を
荒らしまわって多くの人民を滅ぼしていました。
そこで仲哀天皇は従者を従え、自ら天照大神のご神徳と弓矢の威徳をもってこれを征伐する物語
です。
舞手から奏楽まで今年初めて旧舞に挑戦する子どもたちが出演します。
右も左もわからない状態から今日に至るまで必死に稽古を重ねて参りました。
旧舞の独特な間や溜めにご注目ください。
毎週金曜日の19時30分~21時30分に亀山公民館にて稽古を行っています。
稽古以外にも、夏季レク等のイベント・レクリエーション等を行っています。
見学はいつでも自由に行えますので、お気軽におたずねください。
私たち亀山神楽団の歴史は、比較的浅く、昭和47年に神楽経験者数名が集まり、亀山地区で同
好会を作って活動が始まりました。
昭和61年には、現在の「亀山神楽団」と改め、現在、10数名で活動していますが、当時のメ
ンバーは2名程で、「亀山こども神楽」の卒業生など、若いメンバーが多いのが特徴です。
演目は、矢上系六調子旧舞と阿須那系八調子新舞で構成しており、『塵倫(ジンリン)』
『鍾馗(ショウキ)』『大和武尊(ヤマトタケル)』『安珍清姫(アンチンキヨヒメ)』
『茨木(イバラギ)』などが代表的なものです。
私たちの目指すは、郷土芸能の保存と発展のため、この神楽を次世代に継承していく事です。
また地域の方々との交流、子供神楽への指導等といった事も課題です。
こうした課題を持ち、人生の先輩他、多くの方々のご指導を頂きながら精進して参りたいと思い
ます。
どうぞこれからも亀山神楽団・子供神楽の活動に寛大なご理解を頂き、温かく見守って頂きます
様、お願い申し上げます。