昭和62年に発足したあさひが丘神楽団は、「振興団地の中に郷土芸能を」という取り組みを基
としてスタートしました。
古き伝統の旧舞、新しい時代の新舞を伝承し、神楽奉納を通じて神楽に息づく思いを後世へと伝
えていけるよう団員一同精進してまいります。
狩野の旅に出た中納言平維茂は、道に迷って信州の戸隠山に入りました。
戸隠山の鬼女たちは紅葉狩の酒宴を開いており、維茂はこの中に入り、酒に酔い臥します。
維茂の命が危うい時、日頃信心する八幡大菩薩が降臨し、神剣を授け、めでたく鬼女征伐をする
という物語です。
姫の面の早変わり、立ち回りでのスピード感をお楽しみください。
この神楽に登場する塵倫という鬼は、身に翼があり天空を自在に駆け巡る鬼で、我が国に攻めて
きたとき、時の帝仲哀天皇がこれを征伐されたという物語です。
旧舞特有の緩急のある所作をぜひご覧ください。
新舞、旧舞それぞれの良さを表現できるよう一生懸命頑張ります。
今はコロナ禍で練習もままならない状況ですが、通常は月・水・金曜日の20時より練習してい
ます。
団員も常に募集しておりますので、気軽にご連絡ください。
連絡先は、あさひが丘神楽団のFacebookページをご覧ください。