亀山子供神楽は、現在小学1年生から中学3年生までの22名で活動しており、
地元の亀山公民館で毎週金曜日に、亀山神楽団の団員の指導により稽古に励んでいます。
神楽の基本的なきまりだけでなく、挨拶や礼儀を学び、周りへの感謝の気持ちを大事にして
います。
また、限られた時間の中で、団員全員が団結して鍛錬することで、私たちの神楽を見て笑顔に
なり、感動していただけるよう活動しています。
精一杯の力を発揮し、みなさんに元気を与える事ができるよう、一生懸命務めさせて頂きます。
第十二代・景行天皇の御代、天皇は十六歳の息子・小碓尊へ九州の熊襲を平定するよう命じ
ました。
熊襲の頭・川上武たちが新築の祝いを催す事を聞きつけた尊は、髪を結い、小袖を羽織って
女人を装い、熊襲の館の祝宴に紛れ込みます。
酒宴にて酒に酔いしれる武たちの隙をつき、小碓尊は一気に斬りかかります。
激しい闘いの末、川上武は小碓尊に敵わないことを悟ると、自らの「武」の名をもらって
ほしいと頼み、「日本武尊」と称え息を引き取りました。
小碓尊は武の頼みを聞き入れ、「日本武尊」と名乗り大和国を護ることを誓いました。
終盤にかけて、小碓尊と川上武の激しい闘いの様子を表現しているので、ご注目ください。
亀山子供神楽では団員を募集しています。
小学1年生から中学3年生までで、興味のある方はぜひご連絡ください。
毎週金曜日、19時半頃から亀山公民館にて稽古をしています。
私たち亀山神楽団は、昭和47年に安佐北区亀山地区に住む「神楽」をこよなく愛する数人の
人たちによって結成され、同好会として発足しました。
昭和61年に「亀山神楽団」と改め、現在に至っております。
「和をもって仲間・神楽と向き合う」を合言葉に、現在14名の団員と中学生3名の準団員で、
10代から50代と幅広く、いつまでも初心を忘れることなく活動しております。
主な活動は、地域の四季の祭りでの奉納神楽、各種イベントへの出演、福祉施設への慰問など
です。
また、現在は子供神楽への指導にも力を入れており、次世代への継承に努めております。
これからも神楽を愛し、神楽に携わることを喜び、伝統芸能の継承・保存に務め、
地域のみなさまに愛される神楽団を目指し、団員一同、精進して参りたいと思います。
この演目は、須佐之男命を備後土記に出ている茅の輪の伝説、また謡曲にある「鐘馗」とを
合体したものが元になっているといわれており、弊団の神楽では、須佐之男命が登場します。
茅の輪とは、カヤまたはワラで作られるお祓いの道具で、病魔除けの神具ともされています。
四百余りの病魔の象徴とされる大疫神が現れ、人々を苦しめようとしたところ、病魔の正体を
見破る茅の輪を持った須佐之男命によって、退治されるというお話です。
この疫神を退治することで、疫病を退け、魔を除くと言われています。
臆病な疫神(鬼)の怯える様子を表現した舞や、旧舞の独特な奏楽のテンポを楽しんで
ください。