≪公演終了≫令和5年度【第十回公演】あさひが丘神楽団

昭和62年に発足したあさひが丘神楽団は、「振興団地の中に郷土芸能を」という

取り組みの一環としてスタートしました。

古き伝統の旧舞、新しい時代の新舞を伝承し、神楽奉納を通して神楽に息づく思いを

後世へと伝えていけるよう、団員一同精進してまいります。

 

仲哀天皇の御代に異国より大軍が攻めてきます。

その時、塵倫という翼を持ち自由自在に空を飛び回る大悪鬼もやってきました。

天皇はその塵倫を、供の高麻呂(たかまろ)と共に、

天皇自ら“天の鹿児弓(あまのかごゆみ)”と“天の羽々矢(あまのはばや)”の威徳をもって

退治する物語です。

人皇十二代の帝、景行天皇の第二皇子、倭男具那命(やまとおぐなのみこと)は、

父天皇の勅命を蒙(たまわ)り、熊襲(くまそ)の頭、兄建(えたける)征伐のため、

西国は襲国(そのくに)へ下ります。

命が襲国に到着し、兄建の館をうかがった所、館の新築祝いの宴会を催していました。

命は、叔母である倭姫命(やまとひめのみこと)から授かった衣を持って女に姿を変え、

館へと忍びこみます。

兄建は、命に酌をさせます。その夜、命は兄建に切りかかります。

激しい戦いの末、兄建の弟である弟建(おとたける)は、その死の間際「これより我が名を

一字取り、日本武尊と名乗られよ」と言い絶命します。

 

緩急のある落ち着いた舞の『塵倫』、対照的であるスピード感のある激しい戦いがみどころの

『日本武尊』をご覧いただければと思います。

また、六調子の『塵倫』、八調子の『日本武尊』のリズム感の違いを

楽しんでいただきたいです。

 

ただいま、団員を募集しております。

毎週月、水、金の20時~22時まで練習しております。

ご興味のある方は、ぜひ、見学に来てみてください。

 

お問い合わせ