令和7年度【第2回あさきた神楽公演】亀山神楽団・亀山子供神楽


亀山子供神楽は、現在小学1年生から中学3年生までの23名で活動しています。
地元の亀山公民館で毎週金曜日に、亀山神楽団の団員の指導により稽古に励んでいます。
神楽の基本や決まりごとなど、限られた時間の中で、団員全員が鍛錬することで、
感謝の気持ちや挨拶を指針に、私たちの神楽を見て笑顔になり、感動していただけるよう、
活動しています。
団員一同、団結して精一杯の力で皆様に元気を伝えられるよう、
一生懸命披露させていただきます。


はるか昔、インド、中国と世界をまたにかけ、世の民を惑わせた金毛白面九尾の狐は、
鳥羽院の御代、日本に上陸し、宮中に潜り込みます。
狐は「玉藻前」という女性へと化け、天皇の寵愛を一身に受けましたが、陰陽師・安倍晴明に
正体を見破られ、下野国・那須野ヶ原へと逃げ込みます。
ふたたび玉藻前に化けた狐はこの地の寺・十念寺へと宿を求めます。
寺の和尚・珍斉は快く迎え入れますが、正体を現した狐によって食べられてしまいます。
しかしその後、悪狐退治の命を受けた三浦介・上総介という弓の名手によって、
狐は退治されるという物語です。


私たち亀山神楽団は、昭和47年に安佐北区亀山地区に住む「神楽」をこよなく愛する数名
によって結成され、同好会として発足しました。
昭和61年には「亀山神楽団」と改め、現在に至っております。
「和をもって仲間・神楽と向き合う」を合言葉に、10代から50代と幅広く、
いつまでも初心を忘れることなく活動しております。
主な活動としましては、地域の祭りでの奉納神楽、各種イベントへの出演、福祉施設への
慰問等です。
これまで先人より継承してまいりました亀山神楽団の神楽を後世へ継承していくため、
子供神楽への指導にも力を入れており、次世代への伝統芸能の継承に
努めております。。
これからも神楽を愛し、神楽に携わることを喜び、伝統芸能の継承・保存に努め、
地域の皆様に愛される神楽団を目指し、団員一同、精進して参りたいと思います。


大和の国、葛城山に住み着き天下を攪乱させようと狙っている土蜘蛛の精魂が、
源頼光の侍女・胡蝶を取り喰らい「典薬の神の秘薬」と偽り、病気の頼光に毒薬を盛って
差し出します。
土蜘蛛の精魂は、ついに念願を果たしたとばかりに襲い掛かりますが、逆に頼光に
伝家の宝刀・膝丸の剣で一太刀浴びせられ、正体も見破られて葛城山へと逃げ帰ります。
頼光は我が身を救った宝刀・膝丸を「蜘蛛切丸」と改め、四天王の一人に授け土蜘蛛征伐の為、
葛城山へと向かわせます。
四天王は土蜘蛛の妖術を蜘蛛切丸で切り払い、激戦の末、土蜘蛛を退治するという物語です。

胡蝶に変化した土蜘蛛の舞や、頼光と四天王との合戦に注目していただければと思います。

◆団員募集中◆
亀山公民館で毎週月曜日と水曜日に稽古しています
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